オロモ語
オロモ族は、北東部アフリカに住んでいるアフリカの先住民です。アンパンオロモ（Afaan Oromo）とも呼ばれるオロモ語は、アフリカで4番目に多く使われる言語です。世界で4,000万人に近い人々がオロモ語を使います。話し手のほとんどはエチオピアに住んでいます。
3,600万人を超える人が使用しているオロモ語は、エチオピアで2番目に多く使われる言語です。ケニア、ソマリア、エジプトや南アフリカ共和国、リビア、スーダンといった他のアフリカの国でも話されています。
言語の特徴
この言語の特徴は?
アジア・アフリカ語族の一部であるオロモ語は言語学で「マクロ言語」と呼ばれ、アフリカ東部地域で使われています。
オロモ語は、地方や地域によって様々な方言があります。各方言は音韻論､発音､語彙が少しずつ異なるため、大半のオロモ語の話し手は一つの方言を使っていると言います｡主要方言は、中西部オロモ語とボラナ-アルシ-グジ族オロモ語です｡
主語-動詞-目的語の語順を持つ英語とは違って、オロモ語は大体主語-目的語-動詞順です。
オロモ語は他のクシ語群の言語との共通点が多いという特徴があり、複雑な文法体系を持っています｡例えば、前置詞より後置詞の方がよく使われます。また、オロモ語の単語はクシ語群に由来します。
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